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50代の不調は睡眠が原因|睡眠改善で便秘・体調が整う理由を看護師が解説

「ご飯食べて、家族とテレビを一緒に見てたら…気づいたらソファで寝てた。」

そんな経験、ありませんか?

実はそれ、笑えない話です。
あなたの身体が出している「もう限界!」というサイン(身体の声)かもしれません。

50代は更年期・仕事・家族・介護と、心身ともに限界を超えた活動を求められる時期。
知らず知らずのうちに睡眠負債を抱えている人がとても多いのです。

気づけば看護師として現場で働いてきた私も、その一人でした。

この記事では、50代の睡眠が劇的に変わる理由と、寝ている間に身体で何が起きているのか、睡眠を整えると得られるメリット、そして今夜からできる対策3つを看護師目線でお伝えします。

難しいことは何もありません。まず今夜から、自分の「身体の声」を聞いてみましょう。

🔗睡眠の基本についてはこちら👉️

目次

50代の睡眠が変わる理由

「最近、眠りが浅くなった」
「夜中に何度も目が覚める」

そう感じていませんか?それは気のせいではありません。

50代の身体はホルモンバランスが大きく変化しているからです。

女性の場合、妊娠・出産・月経など女性の体を守るために働く女性ホルモン(エストロゲン)が50代から急激に減少します。

このホルモンには体温調節を助けたり、眠りに必要なメラトニンを作る働きもあるため、減少すると寝つきが悪くなったり、深い眠りが取れなくなります。

またメラトニン自体も年齢とともに減少するため、「昔より眠れない」と感じるのは自然なことなのです。

このダイナミックなホルモン変化を「閉経」「更年期」と呼びます。

ちなみに男性も50代から男性ホルモン(テストステロン)が減少し、睡眠の質が下がってきます。男性の睡眠については別記事で詳しく解説しますね。

寝ている間に身体は何をしている?

私たちが眠っている間、身体は休んでいるように見えて、実は大忙しです。

特に腸は、睡眠中に蠕動運動(腸が動いて便を送り出す動き)が活発になります。つまり、しっかり眠ることが翌朝の「スッキリ」につながるのです。

反対に睡眠不足が続くと腸の動きが鈍くなり、「便秘」に傾きがち。
施設で働いている経験から言うと、眠れていない方(睡眠休養感が不足している方)ほど便秘になりやすい印象があります。

筑波大学と慶應義塾大学の共同研究では、腸内細菌と睡眠の質が互いに影響し合うことが明らかになっています。
副交感神経が優位になる睡眠中に腸の動きが整い、翌朝のスッキリにつながるのです。
(参考:https://www.suntory.co.jp/sic/lifestyle-dx/report/title10.html

また肝臓も睡眠中に解毒・代謝を一番活発に行います
「お酒を飲んだ日ほどしっかり寝た方がいい」のは、そのためです。

腸と肝臓の働きが整うと、老廃物がスムーズに排出され、肌のくすみが取れて艶が出てきます
「寝ている間に美容ケアができる 」と思えば、早めに布団に入る気になりませんか?

睡眠が整うと体も心も変わった

【体の変化】

睡眠が整うと、まず身体に変化が現れます。

腸の動きが活発になるので便秘が改善し、お腹がスッキリする朝が増えてきます。

また睡眠不足のときは食欲を抑えるホルモン(レプチン)が減り、食欲を増やすホルモン(グレリン)が増えます
海外の実験では、睡眠時間が4時間程度になると炭水化物や甘いものへの欲求が特に強くなることがわかっています。

「なんか無性に甘いものが食べたい…」それ、睡眠不足のサインかもしれません。
(参考:https://phrf.jp/ssl/learn/lifestyle_04

しっかり眠れると「無駄食い」が減り、体重管理がしやすくなります。

🔗睡眠不足はフレイルにも影響します👉️

【心の変化】

睡眠改善を意識してから、身体の変化より先に感じたのが、心の変化でした。

以前より集中力が増し、気分が安定してきたのです。

イライラしやすかったのが、少し余裕を持って物事を考えられるようになりました。
「眠れている私、悪くないわ」そんな自己肯定感も生まれてきます。

今夜からできる3つの習慣

①できるだけ歩く

ビワイチ歩き旅がきっかけで購入したスマートウォッチ(Garmin)をつけて4日目。

気づいたことがあります。

仕事や外出の日は15,000歩前後歩けていて、夜はぐっすり朝まで眠れています。

反対にブログ作成で終日机に向かった日は、5,000歩以下…
記事作成や資料検索で、気がつけば24時を過ぎている。そして、夜中に何度も目が覚めました。

特別な運動でなくていい。まず歩くことが睡眠の質を上げる一番の近道だと実感しています。

🔗睡眠に関するビワイチ歩き旅の記事はこちら👉️


②眠くなったら素直に寝る

正直に言います。

ご飯を食べて「疲れた〜」と思ったら、そのままゴロリと横になることがあります。
気づいたら3時間爆睡。家族が帰ってきていても気づかないレベルです(笑)

「夜にまとめて寝なきゃ」と思いがちですが、体が眠いと言っているならそれに従うのが一番。
「もう一記事書いてから」と無理に起きていても、結局集中できないまま深夜になるだけです。

眠くなったら素直に寝る。シンプルですが、これが一番の睡眠習慣かもしれません。

③お風呂を先に済ませておく

我が家は昔ながらの日本家屋なので、真冬は湯冷めが心配でこの技は使えません(笑)。
でも春〜秋は、仕事から帰宅したらできるだけ先にシャワーを浴びてしまいます。

本当は湯船につかりたいところですが、そうすると夕ご飯の支度が遅くなってしまうので、まずはシャワーだけ。

でもこれが大正解で、一度身体の汚れを落としてしまえば「いつでも寝られる」という気持ちになれるんです。

パジャマも布団も汚さない安心感がとても大切。

実は「清潔・安心・安全」と身体が感じると、副交感神経が優位になり眠りやすくなることがわかっています。

難しいことは何もありません。全身、もしくは身体の一部をきれいにして、いつでも横になれるように自分を整えておく
それだけで睡眠の質がグッと上がります。

🔗寝る前の足湯もオススメです👉️

まとめ

50代は忙しい。仕事・家族・介護・更年期…毎日溺れそうになるのは当然です。

でも、しんどい・眠たい・調子が悪いと感じているのは、あなたの体と心が発しているSOSです。
その声を拾えるのは、あなた自身しかいません。

周りに振り回されてしまうのは、自分の声を後回しにしているサインかもしれません。

ダイナミックに変化している50代の体と向き合い、自分に嘘をつかないこと。

それが健康の土台となり、ひいては大切な人を守る原動力にもなります

まず今夜、あなた自身の「眠たい」という気持ちに素直になってみてください。

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この記事を書いた人

15年の看護経験と主婦の視点から、誰もが「ご機嫌さん」でいられる暮らしの仕組みづくりを発信しています。いくつになっても学ぶことはいっぱい。誇りを持って働き、健康に暮らせる未来を目指して、理想をカタチにすべく日々学びながら活動中です。

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